手作り日焼け止めの作り方

太陽の日差しが強くなると、気になるのが肌の日焼けです。
紫外線を浴びると、肌は、防御作用でメラニンを作り、細胞核を守ろうとします。

通常は、肌のターンオーバーで角質層まで押しあげられて、垢となって剥がれ落ちるのですが、加齢や紫外線を浴びすぎることで、メラニンを排出できずに、シミやシワになってしまいます。

わたしが住むニュージーランドは、オゾンホールの影響で、強烈な紫外線が降り注ぎます。

肌に過酷な環境下で、わたしが実践してきた、いろんな手作り日焼け止めレシピのご紹介しています。

肌の刺激になりやすい紫外線吸収剤、合成ポリマー、シリコン無添加。
ノンケミカル日焼け止めが手作りできます。

ミネラルUVパウダー

「汗をかく季節、メイク直しはどうすればいいの?」という声から生まれた、塗り直しが簡単なパウダータイプの日焼け止めです。

「肌にやさしい 手作りミネラルUVパウダーの作り方」

【レシピの特徴】
化粧直し、夏のレジャー、屋外観戦に。
紫外線吸収剤、防腐剤、人工香料、タルク、シリコン、ワックス、人工着色料無添加フリー

タイプ:パウダー
SPF値:50
PA:+++
保存:1年


美白+日焼止めレシピ

美白素材アルブチン原末と乳液ベースを使う、手作りの簡単日焼止め乳液レシピ。
紫外線はもちろん、美白も気になる方におすすめです。

「美白も兼ねた、手作り日焼け止め乳液の作り方」

【レシピの特徴】
シミ・そばかすの予防、美白素材配合、簡単レシピ、化粧下地

タイプ:乳液
SPF値:20~25
保存:3ヵ月


\簡単&安心/SPF30+日焼け止めクリーム

2つの材料を混ぜるだけ。
紫外線吸収剤無添加、ノンケミカル日焼け止めが手作りできます。

「あっという間に完成!やさしい日焼け止めクリームの作り方」

【レシピの特徴】
顔、全身に使える、お子さんも安心、紫外線吸収剤、アルコールフリー
タイプ:クリーム
SPF値:30+
保存:3ヵ月


家族みんなで使える、最高に肌にやさしい、本格的な日焼け止めクリーム

ホホバオイルをベースに、たっぷりの容量を作るレシピです。
1から手作りするので、肌にとってもやさしい日焼け止めクリームが作れます。

「家族で使える手作り日焼け止めクリームの作り方」

【レシピの特徴】
全身に使える、お子さんも安心
人工香料、タルク、シリコン、ワックス、人工着色料、アルコール無添加

タイプ:クリーム
SPF値:20+
保存:6ヵ月

5分で出来る!本格手作り日焼け止めクリームべたつかず、ミネラルファンデとの相性も抜群

水で作れる乳化ワックスを使った、日焼け止めクリームのレシピです。
SPF値24ほどが期待できます。

熱を使わないので、本格的な手作り日焼け止めクリームを5分ほどで作ることが出来ます。
サラッと軽い使い心地の日焼け止めクリームです。

手作りUVケアで、紫外線のダメージを軽減して、老化防止を目指しましょう。

材料
作り方

精製水に、水で作れる乳化ワックスを加え、スプーンなどでよく混ぜ合わせ、乳化させます。

混ぜていくと、こんな感じでクリーム状になってくれます。

乳化ワックスの粒々がなくなるまで、よく混ぜてください。

クリーム状になったら、スイートアーモンドオイル、オリーブスクワランを加えてよく混ぜ、乳化させます。

混ざったら、ミクロ粒子二酸化チタンを加えてさらによく混ぜ合わせてください。

細かいパウダーで飛びやすいので、2,3回に分けて、混ぜ合わせても大丈夫です。

ミクロ粒子二酸化チタンを、一度に全部入れるとこんな感じです。

最初は、混ざりにくい感じがしますが、ゆっくり混ぜていくと少しずつ馴染んできます。

ラディッシュエクストラクト、お好みでアンチエイジング精油を加えて、よく混ぜ合わせます。

ラディッシュエクストラクトを加えると、クリームが柔らかくなりますが、半日ほど経つと、安定して程よい固さに戻ります。

最後に、清潔な保存容器に移すと完成です。

口の小さい保存容器には、出来上がった日焼け止めクリームを、小さいビニール袋などに移してから、角を少しはさみで切ります。
そこから入れるようにすると簡単です。

ringa ringa's Memo

従来の植物性乳化ワックスに比べ、熱を使わないので、とっても手軽に手作り日焼け止めクリームができます。

化粧下地のようにしても使えます。
ミネラルファンデーションとの相性も非常によくて、お肌をよりきれいに見せてくれます。
お顔をはじめ、首、腕など、全身にどうぞ。

この水で作る乳化ワックスのクリームは、手軽に作れるのと同時に、塗り心地がサラサラなのも特徴です。

伸びがよく少量でお使いいただけます。
しっかり紫外線対策なのに、べた付きが少なくて、負担になりにくい感じです。

忙しい方にも、夏のお肌に最適な日焼け止めクリームをお作りいただけると思います。

この日焼止めクリームで、SPF値24+ぐらいが期待できます。
このレシピに使用しているミクロ粒子ニ酸化チタンは、紫外線撹乱剤と呼ばれ、市販品に加えられている紫外線吸収剤入りの日焼け止めクリームに比べて、とてもやさしい使い心地 が特徴です。

香り付けには、老化対策の精油を選んでみました。
精油は、お好みで変えても大丈夫です 。
アロマの香りでスキンケアタイムをより楽しんでください。
加えなくてもOKです。
このレシピで精油は、5~10滴ほどが目安です。

冷蔵庫で保存して、2週間を目安に使ってください。
ラディッシュエクストラクトを加えた場合は、6ヶ月程度を目安にお使いください。
色が変わったりした場合は、すぐにご使用を中止してください。

  • オリーブスクワラン
    オリーブオイルの製造工程で作られるとても貴重な植物性スクワランです。
    また、人間の皮脂にもっとも近い成分で、浸透力が高く、さらっとしていて使いやすいオイルです。
  • スイートアーモンドオイル
    使い心地が軽く、肌に浸透しやすい植物オイルで、赤ちゃんの肌や、敏感肌の方も安心して使えます。
    炎症を鎮めるといわれ、かゆみや炎症のある肌に効果的です。
  • ミクロ粒子ニ酸化チタン
    粒子径が10-20nmと非常に小さく、透明性に優れていて、肌に塗ったときに白浮きしません。
    UVA、UVB両方に効果を持ち、SPF値の高いサンケア用品に使用される二酸化チタンです。

※掲載レシピは、リンガリンガの手作りコスメ材料を基に作成しています。
リンガリンガの商品でない場合、同じ商品名でも、同じように仕上がらない場合があります。

手作りでも、必ずすべての方のお肌に合うということではありません。
はじめてお使いになるものは、頬の耳側の所などで、パッチテストをしてから、安心して楽しくご使用ください。