クリーム(本格的)の作り方

植物性乳化ワックスを使う、本格的な手作りクリームの作り方です。 初めて作る方は、「作り方のポイント」も参考にしてみてください。 (大さじ=15ml、小さじ=5ml)

パルマローザハンドクリームかさつきや 、ひび割れに

乾燥する季節に活躍しそうな手作りハンドクリームです。
定番で使っているレシピに、エッセンシャルオイルを工夫して、レシピを作ってみました。
キッチンに常備して、こまめに塗ってきれいな手を目指してください。

材料
作り方

カレンデュラオイル、エミュオイルと、植物性乳化ワックスを耐熱容器に入れ、植物性乳化ワックスが溶けるまで湯煎にかけ、植物性乳化ワックスが溶けたらよくかき混ぜます。

同時に別の容器にネロリウォーターと、アクティブマヌカハニーを入れ、湯煎にかける、または、レンジで60~70℃くらいに温め、ハニーを溶かします。

温まったネロリウォーターを、1.の植物性乳化ワックスの溶けたオイルに少しずつ加え、泡だて器などでよく混ぜ、乳化させます。

(写真は、ミルククリーマーを使っています。)

乳化してクリーム状になったら、キサンタンガムをぱらぱらとダマにならないように加えて、よく混ぜます。

ビタミンEトコフェロールオイルと、シトラスシードエクストラクト(GSE)、または、ハーブエクストラクトを加えて、さらに混ぜ合わせます。

しばらく置いて、温度が下がってきてから、エッセンシャルオイルを加えて混ぜ合わせます。

清潔な容器に入れて、完全に冷めれば出来上がりです。ブルーコスメ容器に入れてみました。

ringa ringa's Memo

このレシピの分量で、出来上がりは約100mlです。
上品なクリーム色のこってりした、手作りハンドクリームになりました。

修復のオイルカレンデュラはオレンジ色のため、分量によっては、クリームがオレンジ色っぽくなり、色がつくことがありますので、ご注意ください。

エッセンシャルオイルは、ハンドケアに良いといわれるパルマローザ 精油をメインに考えてみました。

パルマローザは、台所仕事でやひび割れた手に水分を与えてくれます。
また、長く続く甘い香りなので、ハンドケアにはもってこいだと思います。

冷蔵庫に保存して、1、2週間程度で使い切ってください。
天然防腐剤シトラスシードエクストラクト(GSE)を加えた場合は、2,3ヶ月間保存可能です。
保存料のラディッシュエクストラクトを加えた場合は、約半年間保存可能です。

  • カレンデュラオイル
    マリーゴールドの花びらを、漬け込んだ浸出油です。
    ビタミンA、フラボノイドを豊富に含み、荒れた肌や皮膚炎、傷のある肌や、ひび割れなど、肌のトラブルに役立ちます。
  • エミュオイル100%ピュア
    エミュという鳥の脂肪から精製されたオイルで、オレイン酸、リノール酸を豊富に含み、やけどや日焼け、乾燥性のしっしん、関節炎などの治療に利用されています。
    肌に浸透しやすく、刺激が少ないのが特徴です。

※掲載レシピは、リンガリンガの手作りコスメ材料を基に作成しています。
リンガリンガの商品でない場合、同じ商品名でも、同じように仕上がらない場合があります。

手作りでも、必ずすべての方のお肌に合うということではありません。
はじめてお使いになるものは、頬の耳側の所などで、パッチテストをしてから、安心して楽しくご使用ください。