自然のお薬マヌカ

私の住むニュージーランドには、たくさんの珍しい植物があります。
とくにネイティブツリーは、原住民であるマオリの言葉で名前がつけられているため、とても幻想的な感じがします。

有名なところでは、成長が遅く材質が固いことで有名な、森の神様カウリ。
ちなみに我が家は、カウリで作られている古い家です。
また、マタイやクリスマスツリーのパフツカワ。

これらの植物は、その昔「トフンガ」と呼ばれるマオリ族のお医者さん?が、その葉を煎じたりしてお薬として使っていました。
ニュージーランドのナチュロパシーは、マオリの伝統療法の影響を受けています。

そんな植物の中で、一番薬効が高いとされていたのが、マヌカハニーで お馴染みのマヌカと、カモミールにちょっと似た香りを持つカヌカです。

そこで今回は、マヌカオイルの紹介です。

マヌカ精油

英名:MANUKA
学名:letospermum scoparium
産地:ニュージーランド
抽出法:水蒸気蒸留法

マヌカオイルは、マヌカの葉から水蒸気蒸留される黄色から茶色みがかった色のオイルです。香りがとても強いので、少量ずつのご使用をおすすめします。
アロマセラピーでは、マヌカエッセンシャルオイルはストレスを取り除くオイルとして使用されます。

強い抗バクテリア、抗真菌力を持ち、スキンケアによく使用されます。
また、天然のアンチヒスタミン効果を持つため、炎症を抑え、かゆみを静めます。
このためスキンケアでは、あらゆる種類の皮膚の感染症、虫刺されなど、かゆみや炎症を伴うトラブルにとても効果を示します。

なかでも水虫。
痒みを静めるということで、一定の評価を持っています。
また、マヌカのフローラルウォーター(ハーブウォーター )は、口内炎や歯肉炎など口の中の炎症を静めます。

マヌカエッセンシャルオイルは、マッサージにもとても良いオイルです。
研究によると、腰痛、関節炎、筋肉痛、スポーツによる捻挫やむち打ちなど、その他関連する様々な症状に効果を発揮します。
マヌカエッセンシャルオイルは、天然のペインレリーバーですね。

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