「ご質問」毎年、気温が高くなってくると、肌が疲れて、たるんだように感じてしまうのが気になります。
なんとか肌を元気にする方法はありませんか?
リンガリンガソープ 矢野あずさ
ほんと気温の高い季節は、毛穴が開いて、肌の張りもなくなって、疲れてみえることが多くなりますよね。
それに、日焼けして、肌の色がいちだん濃くなるのも、疲れてみえてしまう原因になります。
こういう悩みに、即効性があって、簡単に使えるおすすめのアイテムは、シーウィードパウダーです。
わたしは、鏡を見て、肌が疲れて見えるなーと、ちょっとがっかりした日には、夜のお風呂で、シーウィードパウダーパックをすることにしています。
「シーウィードパウダーって、こういうものです。」
シーウィードパウダーは、海藻をパウダー状にしたもので、海の香りのする黄土色の粉です。
学名は、Ascophyllum Nodosum。
ヒバマタ属の海藻で、古くからヨーロッパで使用されてきました。
俗称で、ケルプとも呼ばれているので、ご存知の方も多いと思います。
こちらでは、このケルプの入った海塩が、食用として販売されていて、とっても身近な存在です。
そして、このケルプソルトでおにぎりを作るとおいしいんです。
このヒバマタには、ヨウ素や亜鉛、マグネシウムなどの多種のミネラル類、多糖類のフコイダン、アルギン酸などの食物繊維が、とても豊富に含まれています。
また、肌悩みを解消し健やかで美しい肌に整え、肌本来の力を取り戻し、若々しい肌へと導きます。
パックとして使用すると、肌の表面に保湿性の保護膜を作るので、手触りがツルツルで、気持ちいい仕上がりになります。
すぐに効果が感じられるのが、うれしいポイントです。
海藻をパウダー状にしただけなので、添加物などがまったく含まれないのもいいです。
「夏の肌の疲れにはこんな使い方」
シーウィードパウダーは、それ自体に吸着力がないので、クレイとまぜてフェイスパックとして使うのがおすすめです。
【日焼けの後に】
シーウィードパウダー 大さじ1
フレンチクレイ イエロー 大さじ1
真正ラベンダー精油 2,3滴
お水 大さじ2くらい(適量)
全部の材料を小皿に入れて、混ぜ合わせます。
マヨネーズくらいの塗りやすいペースト状になったら、顔、首、肩など、日焼けした部分に塗り広げます。
そのまま10分くらいパックしたら、洗い流してください。
イエロークレイには、日焼けした肌の落ち着かせてくれる作用があります。
紫外線の強い季節のフェイスパックには効果ありです。
【夏の疲れた肌に】
フレンチクレイ ピンク 大さじ1
シーウィードパウダー 大さじ1
お水 大さじ2くらい(適量)
材料を小皿に入れて、混ぜ合わせます。
マヨネーズくらいのペースト状になったら、顔、首など、疲れた肌の部分に塗り広げます。
そのまま10分くらいパックしたら、洗い流してください。
【紫外線でパサついた髪に】
シーウィードパウダー 大さじ1
ガスールクレイ 大さじ1
お水 大さじ2くらい(適量)
小皿に全部の材料を混ぜ合わせて、マヨネーズくらいの塗りやすいペースト状になったら、髪の塗り広げます。
そのまま10分くらい待って洗い流して、お好みでシャンプーしてください。
【準備不要の簡単な使い方】
お風呂の中で、少量のシーウィードパウダーを指先にとり、そのまま直接濡れた肌をやさしくマッサージして使います。
ただ、軽くマッサージするだけでも、肌の疲れが取れます。
シーウィードパウダーは、いろいろ使い勝手がいいので、ぜひお試しください。