ドッグアロマのよくある質問
ワンちゃんにも、ナチュラルケア。
ドッグアロマについて、よくいただく質問をまとめてみました。
Q. 香りに敏感な犬に、アロマは大丈夫ですか?
A. はい、大丈夫です。
ー 犬にアロマは心配?
「嗅覚の発達した犬には、アロマセラピーは強すぎて、危ないような気がする。」と心配される方もいらっしゃるかもしれません。
でも、安心してください。
一般にワンちゃんの嗅覚は、人間の何千倍とも言われます。
それは、人間よりも遠くの匂いがわかったり、認識できる匂いの種類が多かったりするということです。
なので、「人間よりも香りを強く感じてしまって、アロマで鼻が麻痺したり、身体やこころへの影響が強すぎるかも。」といった心配は、しなくても大丈夫です。
ー アロマセラピーの作用の仕方
アロマセラピーは、ワンちゃんのしつけや、健康管理など、幅広く役に立ちます。
そして何より、ワンちゃんとパートナーであるあなたのふれ合いを深め、きずなを強くします。
アロマセラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)が、働きかけるのには、大きく分けて3つあります。
1つ目は、「鼻から大脳」へと伝わるルートです。
香りと記憶の結びつきがとても強いと言われるワンちゃんです。
この作用の仕方が一番効果的で、これが、しつけにもアロマがいいといわれる理由です。
まず、気化したエッセンシャルオイルが鼻から取り込まれると、エッセンシャルオイルの成分は、鼻腔奥にある臭神経細胞を刺激します。
それが脳の視床下部に伝達されて、それぞれの香りに対応した神経化学物質が放出されます。
こころの部分では感情や本能、身体ではホルモンや免疫力のコントロールなどに働きかけます。
例えば、ラベンダーエッセンシャルオイル。
ラベンダーの香りは、神経系を鎮静させる物質のセロトニンの分泌を促すので、ラベンダーの香りをかぐことによって、心と体をリラックスさせることができるのです。
2つ目に、「鼻から肺」です。
エッセンシャルオイルの香りの成分は、鼻や口から気管、肺、肺胞へと取り込まれます。
肺胞の粘膜から血液の流れに乗って全身へめぐり、免疫力を高めたりと全身へ働きかけてくれます。
3つ目は、「皮膚から血管」へのルートです。
アロママッサージや、足湯、湿布などをすることで、エッセンシャルオイルの成分が、皮膚から浸透して、血管やリンパ管に入り、血液の流れに乗り体中に広がっていきます。
皮膚には表皮と真皮の間に、保護膜があり、水分が紫外線をカットする働きがありますが、エッセンシャルオイルは分子構造が小さく、親油性ですので通過できるのです。
全身が毛に被われているワンちゃんには、皮膚からの成分吸収はそれほど多くありません。
でもアロママッサージは、毛並みや血行をよくしたり、同時に香りも嗅ぐことになるので、とても効果的です。
Q. 自分用のエッセンシャルオイルや、キャリアオイルを使ってもいいですか?
A. もちろんお使いいただいて大丈夫です。
Q. エッセンシャルオイルを、原液のまま身体につけてあげてもいいですか?
A. 原液をそのまま身体につけることはできません。
エッセンシャルオイルは、植物の香りと成分をギュッと濃縮したものです。
お使いになるときは、キャリアオイルなどで、規定まで薄めてからお使いください。
Q. エッセンシャルオイル、アロマオイルなどは、ネコにも使っていいですか?
A. ネコは、自分の毛に、他の物や香りがつくのが好きではありません。
普通のマッサージをしてあげることは、とてもいいことですが、精油などを使ったアロママッサージはおすすめしません。
ネコや、そのほかの動物にはお使いにならないでください。
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