私たちが一日に“きちんと決断できる回数”は、10回ほどと言われています。

選ぶという行為は、それだけエネルギーを使うものなんですね。

だから、どうしても決められないときに、頭だけで答えを出そうとすると、しっくりこないことがあります。

考えすぎるほど、損得や不安、見栄といった余計な雑音が入り込みます。

そして、本当の気持ちが見えにくくなるんです。

本来、従うべきなのは、その“雑音の奥にある感覚”なのに、思考が前に出すぎると、そこからズレた選択をしてしまいがちになります。

そんなときは、いったん頭を休ませるのがいちばん。

軽く体を動かして、しっかり眠る。

すると、意識でこねくり回すのではなくて、無意識のほうが、必要な答えを拾い上げてくれます。

深いところからふっと湧いてくる感覚に、もっと敏感でいたい。

慌ただしい季節だからでしょうか、最近、そんなふうに思います。

リンガリンガソープ 矢野あずさ


「最近のできごと」

スーパーで買ったパプリカの種を、なんとなく土に埋めてみたら、まさかの発芽。

きまぐれで蒔いただけなのに、勝手に芽を出してくれました。

これから夏ですし、水やり係としての責任感が芽生えています。

それにしても、小さな芽って、見ているだけで元気が出ますね。

植物の前向きなエネルギー、見習いたいです。

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