ちょっと悲しい瞬間

(モノづくり担当:森田)

オークランドのウォーターフロントエリアでは、大規模な建設や工事が進んでいます。

車線を減らして歩道を広げる工事も大々的に行われており、そんな中どうしても懸念材料だったのが、NZ市民が愛するポフツカワの木々。

道路脇で、長い年月をかけてスクスクとたくましく育っていたポフツカワの木がどうしても邪魔で、致し方無く移動することになったようです。

条例でポフツカワの木は切ってはいけないことになっているため、あくまで木を根こそぎ移動させて、工事完了と同時に戻ってくるらしいのですが・・・

とにかく大きな木なので、クレーン車で数時間かけて夜中の作業だったようです。

何十人もの作業員の方が見守る中で、ゆっくりと数時間かけて慎重に行われていましたよ。

長年当たり前のように、フェリービルの目の前にそびえたつポフツカワの木を見てきたので、なんだかちょっと悲しい気分です。

クリスマスの季節には赤い花を咲かせるのでクリスマスツリーとも呼ばれているポフツカワ、今年のクリスマスの時期に間に合って戻ってきてくれると嬉しいのですが、とにかくここはニュージーランド!

時間がゆっくり流れています(笑)

工事や建設もずいぶん遅れているようなので、あまり期待はできませんが、ポフツカワの木がお引越し先でも問題なく育ってくれることを願っています。

こちらは工事が始まる前のフェリービルとポフツカワの写真です。

お引越し先でも元気でね~

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