楽しいアロマライフのための注意事項
エッセンシャルオイル (アロマオイル)は簡単に言えば、それぞれのハーブの有効成分をギュッと凝縮したのものです。
ごく微量でも強い作用をもっているので、適切な濃度に希釈し、正しい方法で使うと、身体・精神にもよい影響を与えます。
誤った方法で使用されると、思わぬトラブルを招いたり、身体に余計なダメージを与えてしまうこともあります。
以前、わたしは不注意でエッセンシャルオイルのついた手でコンタクトレンズを外してしまい、大変なことに。
目が充血して腫れ、病院で洗浄してもらいました。
コンタクトレンズは使えなくなり、目が火傷したかと思うくらいに痛かったです。
こういうことが起きないように、エッセンシャルオイルは十分注意して取り扱ってください。
●エッセンシャルオイルは、必ず100%ピュアなものを使用する。
●エッセンシャルオイルは原液のままでは肌を刺激するので、真正ラベンダーやティーツリー以外は、必ずキャリアオイルなどで、適正な濃度まで薄めてから使用してください。
●眼など粘膜にエッセンシャルオイルがつかないよう注意します。
万一ついたら、水で洗い流して必要な場合は病院で診療を受けてください。
●エッセンシャルオイルの内服は、専門の知識をもつ医療関係者の指示による場合以外は行わないでください。
●病気の治療中の方は、主治医に相談してから使用してください。
●基本的に1歳未満の新生児には、エッセンシャルオイルを使ったマッサージはしないようにしてください。
お子さんが6歳以下の場合は、エッセンシャルオイルの濃度を半分以下に。
使用する種類も、真正ラベンダー、カモミールローマン、オレンジスイートなど、刺激の少ないものがいいと思います。
●レモン、オレンジ、ベルガモットなど 、柑橘系のオイルを肌につけた後、日光に当たると皮膚が赤くなったり、痒くなったりとアレルギー反応を起こす場合があります。
これは「光感作用」といわれるもので、シミなどの原因となる可能性がありますので、これらのエッセンシャルオイルを肌に塗る場合には、太陽に当たらないようにする、夜専用にするなど、注意が必要です。
●エッセンシャルオイルには、ホルモンに似た成分を含み、生理のリズムに影響を与えるものがあるものもありますので、妊娠中の使用は注意してください。
●パッチテストをしましょう。
初めてのエッセンシャルオイル(精油、アロマオイル)をマッサージや、化粧品作りに使う場合は、事前に「パッチテスト」をしてください。
キャリアオイルで薄めたものを、手首や上腕に塗って数時間から1日放置し、赤くなったり、痒みが出たりしなければ大丈夫です。
アレルギー反応が出た場合は、水で洗い流しそのエッセンシャルオイルの使用はあきらめます。
いつも使用しているエッセンシャルオイルでも、その日の体調によって、合わないときもありますので、刺激の強いエッセンシャルオイルは、様子を見ながら注意して使ってください。
その他、エッセンシャルオイルを使用する前には、必ず専門書などで、注意事項、使用方法、特徴などを調べ、安全性を確認してから楽しく使ってくださいね。
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