ミネラルメイクアップの作り方

肌に負担の少ない天然顔料などを使った、自分だけのメイクアップ用品が作れます。 ファンデ―ション、フェイスパウダー、アイシャドウ、チーク、リップなど、安心のミネラルメイクアップをお楽しみください。 (大さじ=15ml、小さじ=5ml)

リップスティックベース便利な作り置きアイデア

リップクリームや口紅は、1個分の分量が少ないので、まとめてリップスティックのベースを作っておくと 、とても便利です。
このリップスティックベースがあると、口紅やカラーリップなどを作るときは、スプーンなどで分量を取り分け、電子レンジで溶かして、マイカや二酸化チタンなどを加えて固めると出来上がり ます。

たくさんの色を同時に作るときや、カラーリップが少しだけ作りたいときなどに便利なので、ぜひ常備しておいてください。
わたしがストックしているリップスティックベースのレシピは、こんな感じです。

出来上がり分量は、約110mlです。

材料
作り方

材料を計量して、耐熱容器に入れます。

量りに乗せたまま、材料を量りながら加えていくとスムーズです。

湯煎、または電子レンジにかけて、1.のワックス類を溶かします。

電子レンジでやる場合は、10秒ずつ様子を見ながらやってください。
ワックス類が溶けたら、よく混ぜて、オイルとなじませます。

保存容器に移して、そのまましばらく置きます。

温度が下がり、冷えて固まったら、出来上がりです。

ringa ringa's Memo

このリップスティックベースは、 約1年間保存可能です。

分量どおり作ると、約110ml分出来上がりますが、わたしは1年くらいで使い切ります。
多すぎる場合は、全部の材料を半分にして、出来上がり分量60mlで作ってみてください。

気温が上がっても溶けにくいリップを作りたいときには、ビーズワックスとカルナウバウワックスの代わりに、キャンデリラワックス19gを加えてください。作り方は同じです。

また、このベースが好みの固さではない場合は、再度湯煎や電子レンジで溶かして、オイル、またはワックスを加えて調節してください。
オイルを増やすと柔らかくなって、ワックスを増やすと硬くなります。


★色付けのポイント

10mlのリップクリームケースに2個分作るには、約15mlのリップスティックベースに、約3ml~5mlのピグメントを加えてください。
ピグメントの分量は、もちろん色づきの強弱のお好みもあります。

★基本的な分量の目安

【カラーリップクリーム】
薄付きで、透明感のあるカラーリップクリームには、マイカがおすすめです。
リップスティックベース 80%
マイカ 20%

【口紅】
きちんと発色する口紅には、マイカと酸化鉄、セリーニなどのブレンドがおすすめです。
リップスティックベース 80%
マイカ 15%
酸化鉄、その他のピグメント 5%

●手作りメイクアップコスメをはじめる前に

手作りメイクアップに使用するピグメント(顔料、カラーラント)は、粒子が細かく、飛びやすいので、部屋やキッチンが汚れないように、テーブルを新聞紙などで覆ってからはじめてください。

作業するエリア(ピグメントを混ぜ合わせるエリア)は、新聞紙の上に、ワックスをしてあるベーキングペーパーを敷いておくと便利です。
また、使い古しのタオルやキッチンペーパーなどを準備しておくと、手に付いたピグメントをふき取れるので、散らかりません。

乳鉢などを使って作る方法もありますが、リンガリンガでは、ベーキングペーパーなどキッチンにあるもので、手軽に作る方法 をおすすめしています。

※掲載レシピは、リンガリンガの手作りコスメ材料を基に作成しています。
リンガリンガの商品でない場合、同じ商品名でも、同じように仕上がらない場合があります。

手作りでも、必ずすべての方のお肌に合うということではありません。
はじめてお使いになるものは、頬の耳側の所などで、パッチテストをしてから、安心して楽しくご使用ください。